コンピュータ分散処理プロジェクトに参加する 公式ウェブサイト |
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distributed.net が,RC5形式・強度64bitの暗号(RC5-64)の解読に成功しました.見つけたのは東京の人らしい.
RC5-72は,現在,クライアントの開発もおおむね終了し,スタートに向けて準備中らしいです.
Anime Fans Japan は, コンピュータの余剰能力(*1)を活用して分散処理を行うプロジェクト(*2)に参加するチームです.
解説
| d.net | SETI@Home | UD | Folding@Home | |
|---|---|---|---|---|
| RC5-64(終了) | OGR-25 | |||
| 全体統計 | 全体統計 | 全体統計 | 全体統計 | 全体統計 |
| チーム統計 | チーム統計 | チーム統計 | チーム統計 | チーム統計 |
distributed.net (略して d.net)は,コンピュータで使われる暗号を総当たり方式で解読して暗号の脆弱性を示したり,最短ゴロム定規(OGR)と呼ばれる数字の組み合わせを探したりしている非営利団体です.
いままでに,DES形式(56bit)やCSC形式(56bit),RC5形式(64bit)の暗号を解読してきました.
賞金のかけられている暗号解読コンテストの場合は,その一部が,正解を見つけた参加者やチームに割り当てられています.
2002年10月現在は,暗号解読のプロジェクトは一段落して,OGRの計算を中心に活動しています(そのうちRC5 72bitのプロジェクトが始まる予定ですので期待大).
d.netは,クライアントソフトの動作環境の多さも特筆に値します.
Windowsはもちろん,Mac,Linux,OS/2,そのほかBSDなど有名どころのUNIX等々に対応していますし,CPUの対応もx86,PPC,68k,Alpha,Sparcから,はてはPS2のEmotionalEngine(笑)にまで対応しています.
接続環境も,インターネットへの直接接続やプロキシ越えはもちろん,SMTPによるデータのやりとりも可能です.
クライアントの操作はCUI中心なのですが,こざっぱりしていて,安定性も高いので,慣れれば納得できるかもしれません.
Windowsでは,通常のタスクはもちろん,サービスとしての運用も可能です.スクリーンセーバで稼働させることもできます.
詳しい説明や参加方法については, distributed.net に日本語ページ があります.そこの説明書にクライアントのインストール方法やチームへの参加方法の説明がありますので,ご参照ください.
SETI@Home は,UNIXの亜流であるBSDを開発したので有名なカリフォルニア大学バークレー校の中の,宇宙科学研究所で行われている,地球に届いた電波から地球外知的生命体,いわゆる宇宙人の,通信信号を探すプロジェクトです.
地球外生命体からの電波が地球に届くかどうかも不明ですので(苦笑),成功するかどうかわかりませんが,副産物として宇宙科学上有意義なさまざまなデータが得られているようです(天体の変化による電波の解析とか).
分散処理コンピューティングによって行われる計算は,宇宙から受信した電波の解析にあてられています.
宇宙人からの通信を見つけた場合に特に賞金があるわけではありませんが,参加者は共同発見者として歴史に残るかもしれません.
SETI@Homeのクライアントは,Windows用のほか,Mac用,Linux用,UNIX用(もちろんBSDが含まれる)などなど,たくさんのOSに対応しています.アーキテクチャも,x86,PPC,Alpha,Sparcなどに対応しています.
Windows用やMac用では,GUIで,美麗なグラフィックも表示されますので,かっこいいです.
SETI@Homeもプロキシ越えが可能です.
スクリーンセーバでの運用も可能です.
United Devices (UD)は,分散処理コンピューティングサービスを提供している会社で,主に医学上の研究を目的として,遺伝子やたんぱく質などのデータの解析を行っています.
このプロジェクトでは,現在,賞金はかけられていませんが,医学の発展に貢献できるというのが魅力的ではあります.
クライアントはWindows用のみです.もちろんGUIです.スクリーンセーバのみで稼働させることもできます.当然,プロキシ越えでの接続もできます.
クライアントのグラフィックは,SETI@Homeと比べると割と地味ですが,マシンごとにサーバに登録でき,簡易な性能比較機能が付いています.
インストール方法等に関する日本語の説明としては,ささらさんによるFAQの和訳や,Team2chのホームページが詳しいです (^^;
以上3団体(プロジェクト)は,運営者の間でけっこう交流があるみたいです.
とくに,d.net(非営利)のスタッフがUD(企業)のスタッフを兼務して,その代わりにUDがd.netとそのスタッフの資金援助をしているという事情があるようです.UDは医学関連の研究をやっているので資金を集めやすいという背景があります.
上記3団体は知名度も高く,それらのプロジェクトへの日本人参加者も多数います.
Folding@Home は,スタンフォード大学が行っている,タンパク質の分析をするプロジェクトです.
Anime Fans Japanどういうチームかというと,チーム名から察する通り,「We love Japanimation.」,日本のアニメーションが好きな人のためのチームです.
でも,メンバーが少ないので,誰でも参加おっけーです(^^;
参加するには,Anime Fans Japan が登録されているどれかのプロジェクトに参加した上で,チーム(グループ)としてAnime Fans Japanに設定するだけです.
distributed.net のチーム Anime Fans Japan のチーム番号は 18268 です.
Anime Fans Japan のチームIDは 11315 です.クライアントでこの番号を設定すれば参加できます.いったん稼働させた後でも,クライアントの設定を変更するだけで,参加するチームの変更が可能になります(設定を変えた以降に処理されたデータだけが新しく入ったチームに登録されます).